日本看護研究学会雑誌発行50周年記念誌
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<2017年度 改革プラン 進捗>して大きく発展することとなりました。 ここで、私が理事長として将来構想委員会の委員長として提案したレジメを以下に示します。 The 50th Anniversary日本看護研究学会 将来構想委員会 資料 ■年度内(2017)に実施する事項 ① 全会員のメルアドの把握と、論文や関連情報サービスの向上。費用:約 100 万円 (事務局へ依頼) ・採択論文をいち早く会員に配信する(J-Stage へのリンク) ・各種、看護関連の講演会を通知する。 ・関連団体の動向や、研究外部資金などの情報提供をする。 ・各委員会からの会員向け通知する。 ・これまで HP 上で公開していた「事務局だより」を配信する。 ・学会の新たな活動状況の報告。 1. ホームページのリニューアル ・・・・・・タイムテーブルの作成 (塩飽先生たたき台) ・上記項目の情報発信 ・クロスプラットフォームでの構築 ■年度内に検討し、次年度(2018)に実施する事項 ① ガリレオの委託業務内容の再確認と、本学会業務の専任事務員配置の検討 (理事長、副理事長)>>>学会事務業務は、会員管理業務、庶務業務、会計業務、その他の業務 >>>本学会業務全体を統括する人を雇用?・・・事務所を構える費用は高額。 ② 現状の委員会組織と所掌事項の見直し(HP 記載内容の確認と見直し) (各委員会委員長、理事)>>>委員会の所掌事項の再検討と委員会名称の確認・検討 >>>広報委員会の機能拡大(JSNR ニュース(広報・情報委員会設置?)の配信など) ③ 地方会組織の改革と本会事業との関連を明確化 (将来構想委員会)>>>全国を選挙ブロックに合わせて再編検討する。 ・・・・・・・・・・・>資料 1 (将来構想、理事会)>>地方会は、卒論や修論、近隣病院や諸施設での成果発表と情報交換の場とする。 >>全国学術集会を支部組織で盛り上げる体制とする。 >>本会の学術集会は、最新研究とブラッシュアップされた成果発表の場とする。 >>地方会への配分金は、法人としての会計上の処理方法を検討する。 ④ 社会貢献事業としての研究事業や会員向けの研究支援制度の確立 (将来構想委員会)>>>研究課題提示型の研究費支援事業の創設を検討する。 >>>社会貢献活動として学会主導の調査プロジェクトを始める。 >>>これまでの奨学会研究、学会賞や奨励賞の在り方について検討する。 ⑤ 利益相反に関する指針の作成 >>>将来構想委員会+研究倫理委員会+編集委員会の合同で作成する。・・・・・資料 2 学会としての活動の情報発信機能を充実させることを第一優先として、2017年度の活動目標に掲げました。またそのための窓口となるような学会ホームページの全面的な改変でした。これらの事項については、大きな予算を計上し、何とか任期中に整備ができたと思っています。 当時の活動目標としての資料では、まだまだ日本看護研究学会の独自性を主張する課題は山積しています。会員数を増やすことが必ずしも学会の発展につながるわけではなく、学術学会として果たしていく独自性の追求が何よりも大事であると思います。今後の日本看護研究学会に大きな期待を持って、ますますの発展を祈っています。Japanese Society of Nursing Research 27

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