北海道地方会
北海道の看護研究者・看護職者向けに、学術集会・セミナーなどの開催といった活動を行う地方会です。
学術集会の報告
日本看護研究学会 第29回 北海道地方会 学術集会開催報告
学術集会長 服部 ユカリ
事務局長 升田 由美子
学術集会実行委員一同
令和3年8月28日(土) に旭川医科大学看護学科が事務局となり、日本看護研究学会第29回北海道地方会学術集会を初のオンライン形式により開催いたしました。オンライン開催のため、事前申し込みに限定させていただきましたが、北海道地区の会員および非会員あわせ100名のご参加をいただき、盛会のうちに終了いたしました。ご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
本学術集会では、テーマを「Withコロナ・Afterコロナに育む看護の心 ~看護教育実践の新常識~」とし、コロナ禍における看護基礎教育と新人教育に関する実践についてシンポジウムを行いました。
シンポジストには、泉澤真紀氏(旭川大学 保健福祉学部看護学科 教授)、永谷智恵氏(名寄市立大学 保健福祉学部看護学科 教授)、長谷川博亮氏(旭川医科大学 医学部看護学科 教授)、井戸川みどり氏(旭川医科大学病院 看護部 副看護部長)の4名をお迎えし、それぞれのお立場から話題提供をいただきました。新型コロナウィルス感染症により教育・臨床の現場は大変に困難な状況のなか、どのように教育実践を行うのかについてシンポジストの方々のお話を伺い、創意工夫に感心したり、共感したりであっという間の90分間となりました。
また、一般演題は7題の発表があり、臨床現場の看護実践あるいは教育の場での実践が報告されました。今回、オンライン開催のためにシンポジスト並びに一般演題発表者には事前に収録した動画をご提出いただきました。おかげさまをもちまして、動画配信や質疑応答もスムーズに進めることができました。
学術集会の運営、特にオンライン開催に関しては前例がない中で、三国会長はじめ地方会事務局の皆様には多大なご支援をいただきましたことをお礼申し上げます。
参加者の皆様には事前申し込みや参加費入金など、いろいろとご不便をおかけ致しましたこと、お詫び申し上げます。お忙しいなか本学術集会にご参加くださいました皆様、北海道地方会役員の皆様、本部事務局の皆様に心より御礼申し上げます。
来年はコロナ感染症が収束し、例年のような対面での学術集会が開催できることを心より祈念いたします。